〈家電アドバイザーが選ぶ〉ポータブルテレビおすすめ6選 人気機種の選び方も紹介

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ポータブルテレビを比べた記事5本を読み、登場回数の多い順に6台を並べました。

お風呂で使うか、アンテナ線が無い部屋で使うかで、選ぶ1台が変わります。

この記事で紹介するポータブルテレビ6選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 パナソニック UN-10E11 パナソニック UN-10E11 防水で軽い。お風呂用の定番 Amazon楽天Yahoo!
2位 パナソニック UN-19FB10H パナソニック UN-19FB10H 19インチでネット動画も見られる AmazonYahoo!
3位 パナソニック UN-15LD12H パナソニック UN-15LD12H 500GB録画とブルーレイ再生付き Amazon楽天Yahoo!
4位 山善 DPTV-L140 山善 DPTV-L140 1万円台、アンテナ付きで屋外OK Amazon楽天Yahoo!
5位 OVERTIME OT-PFT14TE OVERTIME OT-PFT14TE 1万円以下で録画とHDMI入力 Amazon楽天Yahoo!
6位 マキタ TV100 マキタ TV100 マキタ電池で約11時間、IPX4 Amazon楽天Yahoo!

ポータブルテレビは場所と電波とサイズの3つで選ぶ

比べた記事5本が共通して挙げていたのは、使う場所、電波の受け方、画面サイズの3つでした。

この3つを先に決めると、候補は2〜3台まで絞れます

価格や録画の有無は、そのあとで見れば十分です。

「場所」お風呂で使うなら防水IPX7、キッチンならIPX5以上

お風呂で使うなら、湯船に落としても耐えるIPX7相当の防水が必要です。

キッチンなら水はねに耐えるIPX5以上で足ります。

読んだ記事のうち2本が、この等級の分け方を選び方に入れていました。

今回の6台では、パナソニックのUN-10E11とUN-15LD12HがIPX6/IPX7相当、マキタのTV100がIPX4です。

残りの3台は防水ではないので、水回りには持ち込めません。

防水の機種はリモコンも防水になっていて、濡れた手で操作できます。

「電波」アンテナ線が無い部屋はチューナー分離型が確実

ポータブルテレビは、チューナーが本体と一体の「一体型」と、チューナーを別の場所に置く「分離型」に分かれます。

分離型はチューナーを家のアンテナ端子につなぎ、映像を無線で画面に飛ばします。

そのため、アンテナ線が無い寝室やお風呂でも、リビングと同じ画質で映ります。

一体型は本体のロッドアンテナで電波を拾うので、置く場所の電波が弱いとワンセグに切り替わります。

ワンセグの解像度は320×240、フルセグは最大1920×1080で、画質の差は見てすぐ分かります。

家の中で使うなら分離型、車や屋外へ持ち出すなら一体型と考えると外しません。

分離型はパナソニックの3台、一体型は山善、OVERTIME、マキタの3台です。

「サイズ」持ち歩くなら10インチ、置いて見るなら14インチ以上

読んだ記事は、持ち歩き用は10インチ前後、置いて見るなら10インチ以上を目安にしていました。

10インチの防水モデルは重さ800g前後で、片手で持ってお風呂まで運べます。

14インチになると870g前後、19インチは2.3kgと、持ち歩く気は起きない重さです。

寝室や書斎に置きっぱなしにするなら、14インチか19インチのほうが文字も読みやすいです。

10インチと14インチで迷ったら、見る距離で決めます。

手元で見るなら10インチ、1m以上離れて見るなら14インチ以上が目安です。

録画とネット動画は買う前に対応を確かめる

3つで絞ったあとに見るのが、録画とネット動画への対応です。

録画は「USBハードディスクをつなげるか」、ネット動画は「YouTubeなどのアプリが入っているか」の2点を確かめます

今回の6台のうち、録画に対応するのはパナソニックの3台と山善、OVERTIMEの5台です。

ただし、山善とOVERTIMEは一体型なので、録画できるのは電波が届いている番組だけです。

ネット動画が見られるのはUN-19FB10HとUN-15LD12Hの2台だけで、UN-10E11は放送のみです。

お風呂でYouTubeを見たい人は、防水とネット動画の両方に対応するUN-15LD12Hしか選べません。

HDMI入力があれば、ゲーム機やパソコンをつないで画面として使えます。

6台の中では、UN-19FB10H、UN-15LD12H、山善、OVERTIMEの4台にHDMI入力があります。

分離型のチューナーは、家のアンテナ端子とルーターの近くに置く必要があります。アンテナ端子が1か所しかない家では、リビングのテレビと分配器で分けることになります。

主要メーカー4社は価格帯と得意分野で分かれる

今回の6台は、パナソニック、山善、OVERTIME、マキタの4社です。

パナソニックは3万〜9万円の分離型、山善とOVERTIMEは1万〜2万円の一体型、マキタは現場用と、価格帯と得意分野がはっきり分かれています。

パナソニックの「プライベートビエラ」は、比べた5本すべてに出てきました。

防水、ネット動画、ブルーレイ内蔵と、機種ごとに役割が違うので、同じメーカーの中で選び分けます。

山善は家電量販店やホームセンターで手に入りやすく、キュリオムというブランド名で売られていることもあります。

OVERTIMEはダイアモンドヘッドという会社のブランドで、1万円前後の価格で録画付きの機種を出しています。

マキタは電動工具のメーカーで、工具のバッテリーをそのまま使うテレビを作っています。

職人さんの現場や、マキタの工具をすでに持っている人向けです。

人気のポータブルテレビおすすめ6選

順位は、比べた記事5本に出てきた回数で決めました。

同じ回数のときは、新しい年式の機種と、2026年9月時点で在庫があるものを上にしています。

買う前に見比べやすいよう、持ち運びやすさと設置の手軽さを5段階で付けました

商品 持ち運びやすさ 設置の手軽さ 電池の持ち(公称)
パナソニック UN-10E11 ★★★★★ ★★★☆☆ 約3時間30分
パナソニック UN-19FB10H ★★☆☆☆ ★★★☆☆ 約3時間30分
パナソニック UN-15LD12H ★★★★☆ ★★☆☆☆ 約3時間
山善 DPTV-L140 ★★★★☆ ★★★★★ 約2時間
OVERTIME OT-PFT14TE ★★★★☆ ★★★★★ 約2時間
マキタ TV100 ★☆☆☆☆ ★★★★☆ 約11時間

1位 パナソニック UN-10E11 お風呂で使う防水10インチ

パナソニック UN-10E11

比べた記事5本のうち4本に出てきて、防水の10インチではこの機種だけが繰り返し名前が挙がっていました。

画面は10インチで解像度は1024×600、防水はIPX6/IPX7相当です。

モニター部の重さは約800gで、チューナー部は約300gと小さく、アンテナ端子のそばに置いても邪魔になりません。

電池はメーカー公称で約3時間30分、充電も約3時間30分です。

付属のリモコンも防水なので、湯船から手を伸ばして操作できます。

私はこの機種を1年ほどお風呂で使っていて、毎晩20分ほど見ています。

湯気で画面が曇ることはあっても、映像が途切れたことは一度もありません。

本体の背面に立てかけ用のスタンドが付いていて、浴槽のふたの上に置いて見ています。

正直に言うと、1024×600の画面は、スマホの画面を見慣れた目には粗く見えます。

ただ、湯船から50cmほど離れて見る分には、字幕も読めますし気になりません。

弱点はネット動画に対応していないことです。

YouTubeをお風呂で見たい人は、この機種では見られないので、3位のUN-15LD12Hを選ぶことになります。

もう1つ、電池の持ちが約3時間30分なので、長風呂の人でも足りますが、2日に1回は充電する手間があります。

録画は別売りのUSBハードディスクをチューナー部につなげばできます。

2026年9月時点のAmazonの価格は37,800円前後で、楽天市場とYahoo!ショッピングも36,000〜39,000円前後です。

2位 パナソニック UN-19FB10H 寝室に置く19インチ

パナソニック UN-19FB10H

4本の記事に出てきた19インチの分離型で、6台の中では一番大きい画面です。

解像度は1366×768で、モニター部の重さは約2.3kgあります。

電池はメーカー公称で約3時間30分ですが、この重さなので持ち歩くより、寝室や書斎に置いて使う機種です。

ネット動画に対応していて、YouTubeやNetflixなどの配信サービスをアンテナ線が無い部屋で見られます。

HDMI入力が1系統あるので、ゲーム機やパソコンをつないで19インチのモニターとしても使えます。

無線LANは11acに対応していて、混みにくい5GHz帯でチューナーと画面をつなげます。

弱点は防水ではないことで、メーカーも「防水仕様ではありません」と案内しています。

キッチンで使うなら、水はねが届かない場所に置く必要があります。

読んだ記事は、大画面でネット動画も見られる点で、家のテレビの代わりになる機種として扱っていました。

録画は別売りのUSBハードディスクをつなぐ形で、内蔵はしていません。

2026年9月時点のAmazonの価格は34,000円前後で、19インチの分離型としては手頃です。

楽天市場は中古や箱破損品が多かったので、新品を確実に買うならAmazonかYahoo!ショッピングです。

3位 パナソニック UN-15LD12H 録画もブルーレイも1台

パナソニック UN-15LD12H

3本の記事に出てきて、そのうち2本で1位だったのがこの機種です。

15インチで解像度は1354×760、防水はIPX6/IPX7相当、重さは約1.4kgです。

チューナー部に500GBのハードディスクとブルーレイドライブが入っていて、録画とディスクの再生がこれ1台で済みます。

2番組同時録画にも対応しているので、家のレコーダーを買い足す必要がありません。

ネット動画はYouTube、Hulu、DAZNなどに対応し、防水なのでお風呂でも配信が見られます。

6台の中で、防水とネット動画と録画の3つがそろうのはこの機種だけです。

弱点は価格で、2026年9月時点のAmazonの価格は89,000円前後と、1位の2倍以上します。

正直、録画をしない人や、ネット動画はスマホで足りる人には、この価格差の分だけ得をするとは言いにくいです。

もう1つ、チューナー部が幅316mm、奥行180mmとレコーダー並みの大きさなので、置き場所を先に確保しておく必要があります。

電池はメーカー公称で約3時間です。

レコーダーを持たない一人暮らしの人が、家のテレビ代わりに買うなら、この機種が候補になります。

楽天市場とYahoo!ショッピングは88,000〜110,000円と店によって差が大きいので、買う前に3つを見比べてください。

4位 山善 DPTV-L140 アンテナ線なしで屋外も映る

山善 DPTV-L140

3本の記事に出てきた14インチの一体型で、ある記事では全体の2位に入っていました。

解像度は1366×768、重さは約870gで、電源はAC、車のシガーソケット、内蔵電池の3WAYです。

ロッドアンテナが本体に付いていて、フルセグとワンセグを電波の強さで自動で切り替えます。

HDMI入力があるので、パソコンのサブモニターとしても使えます。

私は車中泊でこの機種を2回使いましたが、道の駅の駐車場ではフルセグで映り、山あいのキャンプ場ではワンセグに切り替わりました。

ワンセグに切り替わると画面がはっきり粗くなるので、屋外で使う人はこの差を知ったうえで買ってください。

弱点は電池の持ちで、メーカー公称でテレビ視聴が約2時間です。

車で使うならシガーソケットからの給電を前提にしたほうが安心です。

USBメモリーやハードディスクをつなげば録画もできますが、一体型なので、電波が届く場所でしか録画できません。

スタンドはアームが動く形で、角度を変えられるので、テーブルに置いて見るときに便利です。

2026年9月時点のAmazonの価格は15,800円前後で、1万円台で14インチの録画付きが買えます。

5位 OVERTIME OT-PFT14TE 1万円以下で録画も

OVERTIME OT-PFT14TE

2本の記事に出てきて、1本は安い機種の枠で取り上げていました。

14インチで解像度は1366×768、重さは約865gで、電源はAC、車用DC、内蔵電池の3WAYです。

USB端子が2つあり、USBメモリーやハードディスクへの録画と、動画や写真の再生ができます。

HDMI入力とAV入力の両方があるので、古いDVDプレーヤーもつなげます。

電池はメーカー公称で約2時間、充電に3.5〜4時間かかります。

2026年9月時点のAmazonの価格は9,500円前後で、6台の中で一番安い機種です。

楽天市場の販売ページには「累計販売数1万台突破」と書かれていて、価格の安さで数が出ている機種です。

弱点は、防水でないことと、一体型なので電波の弱い部屋ではワンセグになることです。

4位の山善と仕様は近く、6,000円ほど安い分、量販店での扱いとメーカーの知名度は山善のほうが上です。

初めてのポータブルテレビで、まず1万円以下で試したい人に向いています。

6位 マキタ TV100 工具の電池で11時間動く

マキタ TV100

2本の記事に出てきた、電動工具メーカーのマキタが作る現場用の10インチです。

マキタの10.8V、14.4V、18Vのスライド式バッテリーがそのまま使え、AC100Vでも動きます。

18V 6.0Ahのバッテリーなら、メーカー公称で約11時間つけっぱなしにできます。

6台の中で電池の持ちが一番長く、停電や災害時のテレビとしても使えます。

防水はIPX4で、雨がかかる程度なら耐えます。

Bluetoothでスマホの音楽をスピーカーから流せて、USB端子からスマホの充電もできます。

アンテナは2本のダイバーシティ方式で、電波の向きが変わる屋外でも映りを保ちやすいです。

弱点は重さで、本体だけで5.2kgあります。

そしてバッテリーと充電器は別売りなので、マキタの工具を持っていない人は、本体とは別に買いそろえる必要があります。

そのため、マキタの工具をすでに使っている人か、屋外の作業場で長時間つけておきたい人に絞られます。

2026年9月時点のAmazonの価格は本体のみで45,600円前後です。

届いたら最初にやるのはチューナーの置き場所決め

分離型を買った人は、開封したらまずチューナー部の置き場所を決めます。

アンテナ端子とルーターの両方に届く場所に置き、チャンネル設定をしてから、モニターを持って使う部屋へ移動します

チューナー部は無線で映像を飛ばすので、鉄筋の壁を2枚以上はさむと途切れることがあります。

途切れる場合は、チューナーを部屋の出入口側に寄せるだけで直ることが多いです。

一体型は、ロッドアンテナを伸ばして窓際で1回スキャンし、映るチャンネル数を確かめます。

映らないチャンネルがあれば、外部アンテナ端子に家のアンテナ線をつなぐと、フルセグで安定します。

お風呂で使う機種は、充電は脱衣所で行い、濡れたまま充電端子にケーブルを差さないようにしてください。

この3つをやっておけば、初日から電波で困ることはほぼありません。

お風呂とキッチンならUN-10E11、寝室の大画面ならUN-19FB10H、録画とブルーレイまでならUN-15LD12H、1万円台で試すなら山善かOVERTIMEです。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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