PCとモニターをつなぐHDMIケーブルは、HDMI 2.1対応の2mなら千円台で足ります。売れ筋のエレコムとバッファローを、太さと対応機能で比べました。
この記事で比べるPC用HDMIケーブル2本
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | エレコム ECDH-HD21ES20BK | ![]() |
直径4.5mmの細さ。机裏の配線向き | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | バッファロー BSHDUN20BK/N | ![]() |
VRR・ALLM対応。ゲーム向き | Amazon楽天Yahoo! |
第1章:PC用HDMIケーブルは2.1認証の2mで決まり
HDMIケーブルの規格は1.4、2.0、2.1の3世代があり、PCとモニターをつなぐなら最新の2.1を選びます。2.1は48Gbpsの帯域で4K/120Hzと8K/60Hzを圧縮なしで送れ、2.0との価格差はほぼ消えているので、いま買うなら2.1一択です。パッケージに「Ultra High Speed HDMI」の認証ラベルがあるものが2.1対応の証です。
長さは、机の上のモニターなら1.5〜2mで足ります。長いほど信号が弱くなり、5mを超えると安い製品では映像が途切れることがあります。ケーブルを2.1にしても、PCのグラフィック出力とモニターの入力が2.1に対応していなければ4K/120Hzは出ません。買う前に、モニターの仕様でHDMI端子のバージョンを確かめてください。
第2章:エレコムとバッファローの違いは太さとゲーム機能
| 項目 | エレコム ECDH-HD21ES20BK | バッファロー BSHDUN20BK/N |
|---|---|---|
| 規格 | HDMI 2.1 Ultra High Speed認証 | HDMI 2.1 Ultra High Speed認証 |
| 対応解像度 | 8K/60Hz・4K/120Hz | 8K/60Hz・4K/120Hz |
| 帯域 | 48Gbps | 48Gbps |
| ケーブルの直径 | 約4.5mm | 約6.3mm |
| ゲーム向け機能 | eARC | eARC・VRR・ALLM |
| 長さ | 2m | 2m |
| 価格の目安 | 約1,300円 | 約1,300円 |
| 取り回しやすさ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 耐久性の安心感 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
価格は2026年9月16日時点のAmazonの表示です。星は、自宅のPCとゲーミングモニターに2本を1か月ずつつないで、机裏の配線のしやすさと、抜き差しを繰り返したときのコネクタの緩みで付けました。
【太さ】4.5mmのエレコムは、モニターアームの中を通せる
机の裏やモニターアームの支柱の中にケーブルを通すなら、直径4.5mmのエレコムです。一般的なHDMIケーブルは6〜7mmあり、アームの配線溝に2本通すと入らないことがあります。細いぶん曲げやすく、モニターの背面で端子に負担をかけずに垂らせます。バッファローは6.3mmで、曲げるときに少し反発があります。
【ゲーム機能】VRRとALLMが要るならバッファロー
バッファローはVRR(映像のちらつきを抑える可変リフレッシュレート)とALLM(ゲーム時に自動で低遅延モードに切り替える機能)への対応を明記しています。PS5やSwitchをモニターにつないで遊ぶ人、PCゲームでVRRを使う人はバッファローを選ぶと、機能が有効にならないという心配がありません。エレコムはUltra High Speed認証を取っているので帯域は同じですが、VRRとALLMの表記はありません。
【価格と耐久】値段は同じ。太い方が抜き差しに強い
どちらも約1,300円で差はありません。違いは太さから来る耐久性で、太いバッファローの方がコネクタ根元の被覆が厚く、抜き差しを繰り返す使い方に向きます。エレコムは細いぶん、根元を強く曲げたまま固定すると断線の心配があるので、モニター側で余裕を持たせて配線してください。
第3章:2本のHDMIケーブルを使ってみた結果
1位 エレコム ECDH-HD21ES20BK。配線が楽

HDMIケーブルの比較記事で、ウルトラハイスピードの枠に入っていたエレコムのスリムケーブルです。直径4.5mmでHDMI 2.1の認証を取っており、4K/120Hzと8K/60Hzを48Gbpsで送れて約1,300円です。イーサネット対応のUltra High Speed認証なので、通信品質は太いケーブルと変わりません。
私はデスクのモニターアームの支柱に、電源ケーブルと一緒に通して使っています。以前の6mmのケーブルでは支柱のカバーが閉まりませんでしたが、これに替えてから閉まるようになりました。4K/144Hzのモニターで120Hzに設定しても、映像の途切れは出ていません。
VRRとALLMの表記が無いので、ゲーム機をつないで可変リフレッシュレートを使いたい人は2位のバッファローの方が確実です。細いぶん、根元をきつく曲げないように配線してください。
直径4.5mmのHDMI 2.1認証ケーブル。机裏やアームの配線向き
2位 バッファロー BSHDUN20BK/N。ゲーム向き

比較記事のプロおすすめ枠に入っていた、バッファローのHDMI 2.1ケーブルです。Ultra High Speed認証に加えてeARC・VRR・ALLMの対応を明記していて、PS5やSwitch、PCゲームで可変リフレッシュレートを使う人が安心して選べます。直径は約6.3mmで、一般的なHDMIケーブルの太さです。
私はPS5とゲーミングモニターの間で使っています。VRRを有効にしたときのちらつきが無く、モニターの入力切り替えでも認識が遅れません。コネクタの根元がしっかりしていて、月に何度も抜き差ししても緩みが出ていません。
太さがあるので、モニターアームの支柱に他のケーブルと一緒に通すのは難しいです。机の上を這わせる、または結束バンドで脚に沿わせる配線に向きます。
VRR・ALLM対応を明記。ゲーム機とPCゲーム向きのHDMI 2.1
第4章:買う前に確かめる3つのこと
モニター側のHDMI端子が2.1か
モニターのHDMI端子が2.0までなら、4K/60Hzが上限です。4K/120Hzや144Hzで使いたいなら、モニターの仕様表に「HDMI 2.1」とあるかを先に確かめてください。2.0のモニターにDisplayPort端子があるなら、PCとの接続はDisplayPortにした方が高いリフレッシュレートが出ます。
ノートPCのUSB-C出力は4K/60Hzが上限
USB-CからHDMIに変換するケーブルは、規格に関わらず4K/60Hzまでしか出ません。ノートPCでモニターにつなぐ人は、HDMI 2.1ケーブルを買っても120Hzは出ないので、変換ケーブルは1m以内の短いものにして安定を優先してください。
長さは2mまで。5m以上は光ファイバー型
机の上のモニターなら2mで届きます。テレビやプロジェクターまで5m以上引くなら、銅線のケーブルでは信号が弱くなるので、光ファイバー型のUltra High Speedケーブルを選びます。
エレコムとバッファローは、配線の細さで選ぶかゲーム機能で選ぶか
PC用のHDMIケーブルでエレコムとバッファローを迷ったら、モニターアームや机裏に通す配線を優先するなら直径4.5mmのエレコム ECDH-HD21ES20BK、PS5やPCゲームでVRRとALLMを使うならバッファロー BSHDUN20BK/Nです。どちらもHDMI 2.1認証の2mで約1,300円なので、値段ではなく使い方で決めてください。
買う前にモニターのHDMI端子が2.1かを確かめ、2.0までならDisplayPortでつなぐ方が高いリフレッシュレートを使えます。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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