WF-1000XM5のイヤーピース掃除はから拭きと綿棒で

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WF-1000XM5の音が前より小さい、ノイズキャンセリングの効きが弱くなった気がする。そんなときは、イヤーピースの汚れが原因になっていることがあります。

イヤーピースの掃除は、から拭きと綿棒だけでできます。ただし水洗いやアルコールで拭くと、イヤーピースが早く傷みます。

ここでは、WF-1000XM5のイヤーピースを傷めずに掃除するやり方と、やってはいけないこと、交換のタイミングを順に紹介します。

WF-1000XM5のイヤーピース掃除はから拭きと綿棒でいい

ソニー WF-1000XM5 ブラック

WF-1000XM5のイヤーピースは、乾いた布でから拭きし、メッシュ部分の耳垢を綿棒で取れば掃除は終わりです。

WF-1000XM5に付いているのは、ノイズアイソレーションイヤーピースです。内側が発泡ウレタン、外側がシリコンという作りになっています。

発泡ウレタンは水や薬品に弱い素材です。だから、洗うのではなく「拭く」のが基本になります。

用意するものは、乾いた柔らかい布と綿棒の2つだけ。メガネ拭きのような布があれば十分です。

毎日使う人なら、使い終わったらから拭き、週に1回はメッシュ部分まで掃除する、という分け方にしておくと続けやすいですよ。

イヤーピースのから拭きは、本体に付けたままでもできます。メッシュ部分を掃除するときだけ、イヤーピースを外します。

イヤーピースはねじりながら引き抜いて外す

イヤーピースは、根元をつまんでねじるように回しながら引き抜くと外れます。

まっすぐ引っ張るより、少しずつ回しながら抜くほうが外しやすいです。

ここで気をつけたいのが、つまむ場所です。

外側の柔らかい発泡ウレタンの部分だけをつまんで引っ張ると、シリコン部分からはがれて使えなくなることがあります。根元の硬い部分を持つようにしましょう。

発泡ウレタンの部分だけを引っ張るのはやめましょう。はがれてしまうと元には戻りません。

寒い日は発泡ウレタンが硬くなって、外しにくいことがあります。手のひらで少し温めてから外すと、やわらかくなって扱いやすくなります。

WF-1000XM5のイヤーピースを掃除する5つのステップ

ソニー ノイズアイソレーションイヤーピース EP-NI1010

掃除は「外す、拭く、メッシュを綿棒で掃除する、音の出口を拭く、乾かす」の5つで終わります。

全部やっても5分ほどです。順番に見ていきます。

ステップ1 イヤーピースを本体から外す

前の見出しのとおり、根元を持ってねじりながら引き抜きます。左右のイヤーピースは、サイズを変えている人もいるので混ざらないように分けて置きましょう。

ステップ2 イヤーピースの表面をから拭きする

乾いた柔らかい布で、イヤーピースの外側をやさしく拭きます。皮脂やファンデーションが付きやすいところなので、表面がベタついていたらここで取ります。

ステップ3 メッシュ部分の耳垢を綿棒で取る

イヤーピースの穴の奥には、耳垢が入らないようにするメッシュがあります。ここに綿棒を軽く当てて、くるくる回しながら汚れを拭き取ります。

強く押し込むとメッシュが破れたり、汚れを奥に押し込んだりします。力は入れず、表面をなでるくらいで十分です。

ステップ4 本体の音の出口を拭く

イヤーピースを外した本体側の音の出口にも、耳垢が付いていることがあります。ここは水で濡らして固く絞った布で拭き取ります。

ステップ5 水滴を取ってよく乾かす

音の出口を拭いたあとは、音の出口やマイクの穴を下に向けて、乾いた布に5回ほど軽く当てて水滴を取ります。そのあと、しばらく置いて乾かします。

乾かすときは、本体の内側にあるセンサーを机に向けて置かないようにしましょう。センサーがふさがれると、耳に付けていると判断されてバッテリーが減ることがあります。

イヤーピースの掃除で使うのは、乾いた布と綿棒だけ。濡らした布を使うのは本体の音の出口だけで、イヤーピースには使いません。

水洗いとアルコールはイヤーピースの劣化を早める

WF-1000XM5のイヤーピースは、水洗いもウェットティッシュもアルコールも使わないのが正解です。

イヤホン本体はIPX4の防滴ですが、イヤーピースの発泡ウレタンは水分や薬品で傷みやすい素材です。きれいにしたつもりで、かえって寿命を縮めてしまいます。

イヤーピースの掃除でやってはいけないことを、表にしました。

やってはいけないこと 起きること
水洗いする 発泡ウレタンの劣化が早まる
ウェットティッシュで拭く 発泡ウレタンの劣化が早まる
アルコールやシンナーで拭く 表面が傷む
爪や金属のピック、紙でこする イヤーピースに傷が付く
エアダスターで吹き飛ばす マイクの穴や音の出口にホコリが入る

除菌したい気持ちは分かりますよね。でもアルコールで拭くのは避けたほうがいいです。気になる人は、使ったあとのから拭きをこまめにするほうがイヤーピースは長持ちします。

もし雨や汗でイヤーピースが濡れてしまったら、水気を拭き取って、しっかり乾いてから使ったりケースにしまったりしてください。

音が小さいときはメッシュの耳垢をイヤーピースごと確認

ソニー WF-1000XM5 プラチナシルバー

片側だけ音が小さい、こもって聞こえるときは、イヤーピースのメッシュに耳垢が詰まっていないかを最初に見ましょう。

メッシュに耳垢が付くと、音量が下がったり音が聞こえにくくなったりします。Bluetoothの接続をやり直す前に、まずイヤーピースを外して確かめるのが早いです。

確かめる順番は次のとおりです。

  1. 音が小さいほうのイヤーピースを外して、メッシュに汚れがないか見る
  2. 汚れがあれば綿棒でくるくる拭き取る
  3. 本体の音の出口も、固く絞った布で拭く
  4. 乾かしてからイヤーピースを付け直し、音を聞き比べる

掃除しても変わらないときは、イヤーピースのサイズが耳に合っていないこともあります。Sony | Headphones Connectアプリの装着状態テストで、耳の密閉具合を確かめてみてください。

密閉が足りないと出たら、ひとつ大きいサイズから試すのがおすすめです。左右で耳の穴の大きさが違う人もいるので、左右で別のサイズにしてもかまいません。

ひび割れや剥がれが出たイヤーピースは掃除より交換

イヤーピースに亀裂、剥がれ、欠けが出たら、掃除で直そうとせずに交換しましょう。

イヤーピースは消耗品です。傷んだまま使っていると、ちぎれた発泡ウレタンが耳の中に残ってしまうおそれがあります。

交換用のイヤーピースは、WF-1000XM5用としてSS、S、M、Lの4サイズがあります。内側の色でサイズが分かるようになっていて、SSが赤、Sがオレンジ、Mが緑、Lが水色です。

次のどれかに当てはまったら、交換を考えるタイミングです。

  • 発泡ウレタンに亀裂や欠けがある
  • シリコン部分と発泡ウレタンがはがれかけている
  • 押しつぶしても元の形に戻らない
  • 掃除しても、前より耳から落ちやすい
イヤーピースを壊したりなくしたりしたときは、ソニーの相談窓口か、買ったお店に相談できます。

掃除したイヤーピースは奥まで押し込んでケースへ

掃除のあとは、イヤーピースを音の出口の奥までしっかり押し込んで付ければ完了です。

イヤーピースが斜めに付いていたり、奥まで入っていなかったりすると、耳の中で外れたり、ノイズキャンセリングが効きにくくなったりします。付けたら軽く引っ張って、抜けないかを確かめておきましょう。

最後に、本体の充電端子も乾いた布か綿棒で拭いておくと安心です。汗や汚れが残ったままだと、端子がさびて充電できなくなることがあります。

WF-1000XM5のイヤーピース掃除で覚えておきたいのは、次の3つです。

  • イヤーピースはから拭きと綿棒だけで掃除する
  • 水洗い、ウェットティッシュ、アルコールは使わない
  • 亀裂や剥がれが出たら掃除せずに交換する

次に使い終わったら、まずはイヤーピースを外してメッシュを見てみてください。耳垢が付いていたら、綿棒で拭くだけで音の聞こえ方が戻ることもあります。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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