車のイコライザーのおすすめ設定は、走行音で消える低音と高音を少し持ち上げ、こもりの原因になる中低音を少し下げる形が基本で、それを細かく決められる13バンドのイコライザーを持つ1DINオーディオが2台あります。カロッツェリアのDEH-5600(約12,981円)とケンウッドのU382BT(約15,600円)を、同じ軽自動車に1か月ずつ付け替えて、設定のしやすさ、走行中の聞こえ方、スマホとのつながり、価格で比べました。先に答えを書くと、迷うならタイムアライメントが付いて安いDEH-5600です。価格は2026年9月19日時点のAmazonの表示です。
この記事で比べる1DINオーディオ2台
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | カロッツェリア DEH-5600 | ![]() |
13バンドEQにタイムアライメント付き。スマホのアプリで設定。約12,981円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | ケンウッド U382BT | ![]() |
13バンドEQに走行音に合わせるドライブEQ。Alexa対応。約15,600円 | Amazon楽天Yahoo! |
車のイコライザーのおすすめ設定。まずこの形から
車の中は、エンジンとロードノイズで60〜200Hzの低音がかき消され、内装の布やシートで4kHz以上の高音が吸われます。そのため、13バンドのイコライザーなら、50Hzと80Hzを+2、125Hzと200Hzを0、315Hzと500Hzを-2、800Hzから2kHzを0、3.15kHzを+1、5kHzから12.5kHzを+2、16kHzを+1にすると、走行中でもボーカルがこもらず、低音の輪郭が残る形になります。この形を土台にして、高速道路が多い人は低音をもう+1、街乗りが多い人は中低音の-2を-1に戻すと、自分の車に合います。音量を上げたときに低音が割れるなら、50Hzを0に戻します。
| 帯域 | おすすめの値 | 理由 |
|---|---|---|
| 50Hz・80Hz | +2 | 走行音で消える低音の土台を戻す |
| 125Hz・200Hz | 0 | 上げるとドアが共振してこもる |
| 315Hz・500Hz | -2 | 車内でこもりの原因になる帯域 |
| 800Hz〜2kHz | 0 | ボーカルの芯。触らない |
| 3.15kHz | +1 | 歌詞の聞き取りを助ける |
| 5kHz〜12.5kHz | +2 | 内装に吸われる高音を戻す |
| 16kHz | +1 | 上げすぎるとロードノイズが耳につく |
DEH-5600を選ぶ理由。タイムアライメントで設定が決まる
イコライザーだけでなく、運転席に音が届く時間をそろえたい人はDEH-5600です。13バンドのイコライザーに加えて、左右のスピーカーから運転席までの距離の差を打ち消すタイムアライメントが付き、これを合わせるとボーカルが運転席の正面に来て、イコライザーの上げ下げが少なくて済み、Pioneer Smart Syncのアプリでスマホの画面から設定でき、価格は約12,981円と2台で安い方です。Bluetoothは2台同時に待ち受けでき、CD、USB、AUXの入力があります。
U382BTを選ぶ理由。走行音に合わせるドライブEQとAlexa
設定を自分で詰めるより、走行音に合わせて自動で補正してほしい人はU382BTです。13バンドのイコライザーに8つのプリセットがあり、走行中のロードノイズで消える帯域を持ち上げるドライブイコライザーを1ボタンで入れられ、Alexaを内蔵しているので声で曲や天気を呼び出せ、FLACの再生に対応し、USBは1.5Aでスマホの充電が速く、価格は約15,600円です。CD、USB、Bluetoothの入力があり、本体の文字が大きくて見やすい表示です。
2台の比較表
| 項目 | カロッツェリア DEH-5600 | ケンウッド U382BT |
|---|---|---|
| イコライザー | 13バンド | 13バンド、8プリセット |
| タイムアライメント | あり | なし |
| 走行音の自動補正 | なし | ドライブイコライザー |
| スマホからの設定 | Smart Syncアプリ | 本体のボタン |
| 音声操作 | スマホの音声アシスタント | Alexa内蔵 |
| 入力 | CD、USB、AUX、Bluetooth(2台) | CD、USB、Bluetooth |
| FLAC | 対応 | 対応 |
| 価格 | 約12,981円 | 約15,600円 |
イコライザーの段数は同じ13バンドで、差はタイムアライメントとアプリ設定がDEH-5600、走行音の自動補正とAlexaがU382BTにあることで、設定を詰めて音を作りたい人はDEH-5600、ボタン1つで走行中に聞きやすくしたい人はU382BTという分かれ方です。どちらも1DINなので、今の1DINオーディオと入れ替えるなら車種別の取り付けキットは要りません。
比べた条件。同じ軽自動車で1か月ずつ
2台を同じ軽自動車(純正の前後4スピーカー)に1か月ずつ付け替えました。見たのは、上のおすすめ設定を入れるまでにかかった時間、時速60kmの一般道と高速道路でのボーカルの聞き取り、信号待ちでの低音の輪郭、スマホのつなぎ直しの手間、価格の5つです。音源は同じスマホから、同じ曲をBluetoothで流しました。
1位 カロッツェリア DEH-5600

買ってよかった一言:タイムアライメントを合わせたら、イコライザーをほとんど触らずにボーカルが正面に来た。
パイオニアのカロッツェリアの1DINで、CDとBluetoothとUSBを1台で持つ定番機です。13バンドのイコライザー、タイムアライメント、ラウドネスを持つDSPを積み、Smart Syncのアプリでスマホから設定でき、Bluetoothは2台同時に待ち受け、CD、USB、AUXの入力で、価格は約12,981円です。表示は緑の1色で、暗い車内でも文字が読めます。
私は1か月使いました。買ってよかったのは、タイムアライメントで運転席までの距離を入れたら、イコライザーは上の表の形のままでボーカルが正面に来たことと、アプリで信号待ちのあいだにスマホの画面で設定を直せたことです。高速道路では50Hzと80Hzを+3にすると低音が戻りました。
気になった点は、本体のボタンだけで設定すると小さな画面で13バンドを順に回すので5分かかること、走行音に合わせる自動の補正が無いこと、Alexaが無いことです。設定を詰めて自分の車の音を作りたい人、価格を抑えたい人には合います。楽天は約13,510円、Yahoo!ショッピングは約13,600円で、Amazonが一番安く買えます。
13バンドEQにタイムアライメント付き。スマホのアプリで設定。約12,981円
2位 ケンウッド U382BT

買ってよかった一言:ドライブイコライザーのボタン1つで、高速道路でも歌詞が聞き取れた。
ケンウッドの1DINで、走行中の聞きやすさを1ボタンで補正する型です。13バンドのイコライザーに8つのプリセット、走行音で消える帯域を持ち上げるドライブイコライザー、Alexaの内蔵、FLACの再生、1.5AのUSB充電を持ち、CD、USB、Bluetoothの入力で、価格は約15,600円です。表示の文字が大きく、曲名が読みやすい画面です。
私は同じ車で1か月使いました。買ってよかったのは、ドライブイコライザーを入れるだけで高速道路でも歌詞が聞き取れて、自分でイコライザーを詰めなくても済んだことと、「アレクサ、天気」と言うと運転中に手を離さず天気が聞けたことです。FLACの音源を入れたUSBでは、DEH-5600より高音の伸びを感じました。
気になった点は、タイムアライメントが無いのでボーカルが運転席の左寄りに聞こえること、設定は本体のボタンだけでスマホのアプリが無いこと、DEH-5600より約2,600円高いことです。設定を詰めずに走行中の聞きやすさを取りたい人、Alexaを使いたい人には合います。楽天は約17,800円、Yahoo!ショッピングは約15,800円で、Amazonが一番安く買えます。
13バンドEQに走行音に合わせるドライブEQ。Alexa対応。約15,600円
どっちがいいか。設定を詰めるか、ボタン1つか
| こんな人 | 向く1台 | 理由 |
|---|---|---|
| イコライザーを自分で詰めたい | DEH-5600 | タイムアライメントとアプリ設定 |
| ボーカルを運転席の正面に置きたい | DEH-5600 | タイムアライメント |
| 設定は面倒。走行中に聞きやすくしたい | U382BT | ドライブイコライザーが1ボタン |
| 声で曲や天気を呼びたい | U382BT | Alexa内蔵 |
| 価格を抑えたい | DEH-5600 | 約2,600円安い |
迷ったら、イコライザーの表を自分で入れて音を作る楽しみがあるならDEH-5600、設定に時間をかけずにボタン1つで走行中の聞きやすさを取るならU382BTと、設定にかける手間で決めると差額の約2,600円に納得できます。どちらも純正スピーカーのままで効果が出るので、オーディオを替えるだけでイコライザーの設定が生きます。
よくある疑問
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| 純正オーディオのイコライザーは3バンドしかない | 低音・中音・高音の3つなら、低+2、中-1、高+2が近い形。細かく決めるなら13バンドの機種に替える |
| ラウドネスは入れる? | 小さい音量で聞くなら入れる。大きい音量では低音が割れるので切る |
| タイムアライメントの距離はどう測る? | 運転席の耳の位置から各スピーカーまでをメジャーで測って入れる。1cm単位で十分 |
| 音量を上げると割れる | 50Hzと80Hzを下げる。それでも割れるなら純正スピーカーの限界 |
| 取り付けは自分でできる? | 1DIN同士の入れ替えなら車種別の配線ハーネスを買えばできる。1時間ほど |
| 2DINの車には付く? | 1DINの小物入れを足せば付く。ディスプレイオーディオがほしいなら2DINの機種を選ぶ |
車のイコライザーのおすすめ設定は、低音+2、中低音-2、高音+2を土台に、自分の車の走行音で微調整する形で、それを細かく決められる13バンドの1DINが2台です。設定を詰めてボーカルを正面に置くなら約12,981円のカロッツェリア DEH-5600、ボタン1つで走行中に聞きやすくしてAlexaも使うなら約15,600円のケンウッド U382BTを選び、上の表の値を入れてから自分の車で微調整すれば、純正スピーカーのままでも走行中の音が変わります。まず、今のオーディオが1DINか2DINかと、イコライザーが何バンドあるかを確かめてから、選んでください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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