Fire TV Stick 4K MaxとFire TV Stick 4Kは見た目がほぼ同じで、どこが違うのか分かりにくいですよね。
実は、映像の画質はどちらもほとんど変わりません。違いが出るのは、メニューの動きの速さ、Wi-Fiの規格、アプリを入れられる量、それにリモコンです。
最近は「4K Select」という別のモデルも並んでいるので、名前だけで選ぶと思っていたものと違う1台が届くこともあります。ここでは3つのモデルの違いと、どの人がどれを選べばいいかを紹介します。
4K Maxと4Kの違いは処理の速さとWi-Fi
Fire TV Stick 4K Maxと4Kの違いは、プロセッサの速さ、アプリを保存できる容量、対応するWi-Fiの規格の3つです。
どちらも4K・HDRの映像を映せるので、映る絵そのものに大きな差はありません。
プロセッサは4K Maxが2.0GHz、4Kが1.7GHzで、メニューの切り替えやアプリの起動は4K Maxのほうが速く感じられます。
第2世代どうしと、新しく出た4K Selectの仕様を並べると次のとおりです。
| 項目 | 4K Max(第2世代) | 4K(第2世代) | 4K Select |
|---|---|---|---|
| メモリ | 2GB | 2GB | 1GB |
| ストレージ | 16GB | 8GB | 8GB |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
| Dolby Vision | 対応 | 対応 | 非対応 |
| OS | Fire OS | Fire OS | Vega OS |
ストレージが16GBあると、アプリを多めに入れても空きに余裕があります。
8GBのモデルでは、ゲームアプリをいくつか入れると空きが足りなくなったという声もあります。
4K Maxだけの機能として、使っていないときに絵画などを画面に出すアンビエントディスプレイもあります。
動画を見るだけなら8GBで足りますが、アプリをたくさん入れる人は4K Maxのほうがおすすめです。
画質の違いはほぼない 4K Maxでも4Kでも同じ映像
4K Maxにすると画質が上がる、と思われがちですが、第2世代の4K Maxと4Kは、映せる映像の規格が同じです。
どちらも4K、HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Visionに対応しています。
音声もDolby Atmosに対応していて、ここにも差はありません。
画質に差が出るとすれば、Wi-Fiが不安定なときです。
通信が途切れがちな部屋では、4K作品が途中でフルHDの画質に落ちることがあります。
この場合はモデルを替えるより、ルーターの置き場所を変えたり、別売りのイーサネットアダプタで有線LANにつないだりするほうが早く直ります。
4K Selectとの違いはOS 入るアプリを先に確かめる
4K Selectは、4K MaxやFire TV Stick 4Kとは中身の仕組みが違うモデルです。
4K SelectはVega OSという新しいOSで動き、これまでのFire TVとは入れられるアプリが違います。
Vega OSではAmazonのアプリストアにあるアプリだけ入る
4K MaxとFire TV Stick 4KはFire OSというAndroidをもとにしたOSで動いています。
4K SelectのVega OSは別の仕組みなので、Amazonのアプリストアで配信されているアプリしか入れられません。
Prime Video、Netflix、YouTubeのような大手の動画アプリは使えますが、利用者の少ない配信サービスは対応していないことがあります。
使いたいサービスがある人は、買う前にAmazonのアプリストアで名前を検索して、4K Selectに対応しているかを確かめておきましょう。
4K SelectはDolby Vision非対応
4K SelectはDolby Visionに対応していません。
Dolby Vision対応のテレビを持っている人は、4K Maxか4Kを選んだほうが、そのテレビの映像を活かせます。
Wi-FiもWi-Fi 5までなので、新しいルーターを使っている人ほど4K Maxとの違いが出ます。
リモコンの違い 4K Maxは設定ボタン付き
4K Maxには「Alexa対応音声認識リモコン Enhanced」が付いてきます。
Enhancedには「設定」「最近のアイテム」「チャンネルの上下」のボタンがあり、メニューを開かずに操作できます。
本体は前のリモコンより2cmほど長くなっています。
4KやHDのリモコンにはこのボタンがないので、設定画面を開くたびにホームから何回か押す必要があります。
ボタンは増えましたが、Prime VideoやNetflixのアプリ用のボタンは決まっていて、ほかのサービスに割り当て直すことはできません。
リモコンだけ別に買うこともできるので、4Kを持っていてリモコンの使いにくさが気になる人は、本体を買い替えずにリモコンだけ替える方法もあります。
4K Maxの第1世代と第2世代の違いと見分け方
4K Maxには第1世代と第2世代があり、セールの時期やフリマアプリでは両方が出回っています。
第1世代はストレージ8GB、Wi-Fi 6、プロセッサ1.8GHzで、第2世代はストレージ16GB、Wi-Fi 6E、プロセッサ2.0GHzです。
名前はどちらも「Fire TV Stick 4K Max」なので、商品名だけでは見分けがつきません。
手元にある1台がどちらかは、次の手順で確かめられます。
2.「マイFire TV」を選ぶ
3.「バージョン情報」を開き、ストレージの容量を見る(16GBなら第2世代)
フリマアプリで買うときは、出品者に「ストレージは何GBと表示されますか」と聞いておくと、第1世代を買ってしまうことを防げます。
同じように、Fire TV Stick 4Kにも第1世代があり、こちらはメモリ1.5GB、Wi-Fi 5です。
アプリの動きが遅いと感じている人は、使っている本体が第1世代の4Kかもしれません。
4K Maxを選ぶ人と4Kで足りる人の違い
アプリを10個以上入れる人、Wi-Fi 6Eのルーターを使っている人、テレビの設定をよく触る人は4K Maxを選びましょう。
Prime VideoやNetflixを見るだけで、アプリは数個しか使わない人は、4Kで足ります。
使いたい配信サービスがAmazonのアプリストアにあり、Dolby Visionにこだわらない人なら、4K Selectも選べます。
迷ったときは、次の順で決めると選びやすいです。
2.入れたいアプリを書き出して、10個を超えるかを数える(超えるなら4K Max)
3.どちらも当てはまらなければ4K、アプリが少なくDolby Visionも使わないなら4K Select
ルーターの型番は本体の裏のシールに書いてあるので、メーカーのページで対応するWi-Fiの規格を見ておくと決めやすくなります。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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