ソニーのワイヤレスイヤホンの寿命は2〜3年 電池を長持ちさせる使い方

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ソニーのワイヤレスイヤホンが、買ったころより早く電池切れになる。

そう感じているなら、原因は本体の故障ではなく、中に入っている電池の劣化であることがほとんどです。

寿命の目安と買い替えのサイン、ソニーのアプリで電池の減りを抑える設定、修理に出すか買い替えるかの決め方までを紹介します。

ソニーのワイヤレスイヤホンの寿命は何年?

ソニーのワイヤレスイヤホン WF-1000XM5

ソニーに限らず、ワイヤレスイヤホンの寿命は2〜3年が目安です。

この数字は、家電量販店やレビューサイトなど、どの記事でもほぼ同じです。毎日使う人ほど短く、たまにしか使わない人ほど長くなります。

寿命を決めるのは本体ではなく電池

ワイヤレスイヤホンの左右の本体と充電ケースには、それぞれリチウムイオン電池が入っています。

リチウムイオン電池は、充電と放電をくり返すたびに、ためておける量が少しずつ減ります。音が出なくなるより先に電池が持たなくなる、これがワイヤレスイヤホンの寿命です。

充電回数でいうと、300〜500回くらいで持ちの悪さを感じる人が多いです。

毎日ケースに戻す人は1年ほどで差を感じることもある

通勤と帰宅で1日2回ケースに戻して充電すると、それだけで1年に700回ほど充電がくり返されます。

もちろん少し減った分を足す充電なので、そのまま700回分の劣化にはなりません。

それでも、毎日長く使う人は1年を過ぎたころから「前より早く切れる」と感じやすいです。ソニーのイヤホンの口コミでも、1年を超えて劣化を感じたという声がよく見られます。

寿命が近いサインは再生時間が買ったときの半分

フル充電しても、買ったときの半分以下の時間で電池が切れるようになったら、寿命が近いサインです。

次のような症状が1つでも出ていたら、電池が弱っていると考えてください。

  • 満充電から、買ったときの半分以下の時間で切れる
  • ケースに入れても、本体が充電されない
  • 片耳だけ充電されない、片耳だけすぐに切れる
  • スマホの近くで使っていても、音がよく途切れる
  • ケースのふたが閉まりにくい、本体がふくらんで見える

音の途切れは、駅や人の多い場所の電波の混み具合でも起きます。家の中でスマホのすぐそばでも途切れるなら、イヤホン側を疑いましょう。

本体やケースがふくらんでいるときは、電池が傷んでいます。そのまま充電を続けず、使うのをやめて販売店かソニーの窓口に相談してください。

片耳だけ早く減るのは故障とは限らない

ソニーのヘルプガイドでは、左右で電池の減り方が違うのは異常ではないと説明されています。

左右のどちらかが「メイン」になってスマホと通信し、もう片方へ音を送っているためです。メインになった側のほうが、電池を早く使います。

どちらがメインになるかは、使う場所や状況で左右どちらにも変わります。

片耳だけで使ったあとは差が出やすい

通話やながら聞きで片耳だけ使ったあとに両耳で使うと、左右の残量に差が出ることがあります。これもヘルプガイドで異常ではないとされています。

左右の残量は、スマホのSony | Sound Connectアプリで確かめられます。何日か続けて見て、毎回同じ側だけが極端に早く減るなら、電池の劣化を疑いましょう。

スマホのアプリ「Sony | Headphones Connect」は、名前が「Sony | Sound Connect」に変わっています。古いアプリのまま見当たらないときは、新しい名前で探してください。

Sound Connectの設定で電池の減りを抑える

ソニーのワイヤレスイヤホン WF-C710N

ノイズキャンセリングや高音質の設定を、必要のない場面で切るだけで電池の減りは抑えられます。

ソニーのヘルプガイドでは、次の設定を使うと電池の持つ時間が短くなると案内されています。いくつも同時に使うと、さらに短くなります。

設定 切ってもよい場面
ノイズキャンセリング 静かな部屋で聞くとき
外音取り込み 周りの音を聞く必要がないとき
音質優先モード 動画やラジオを聞くとき
DSEE Extreme ハイレゾ音源や声中心の音声を聞くとき
イコライザー 音の好みの調整が要らないとき
スピーク・トゥ・チャット 1人で聞いているとき

全部を切る必要はありません。家で使うときはノイズキャンセリングを切る、ラジオを聞くときはDSEE Extremeを切る、というように場面で分けるのがおすすめです。

通話は音楽を聞くときより電池を多く使います。長い会議に使う日は、始まる前に満充電にしておきましょう。

ソフトウェアのアップデートも済ませておく

メーカーは、電池の制御を直す内容をソフトウェアのアップデートで配ることがあります。

Sound Connectアプリにアップデートの通知が出ていたら、電池に余裕があるときに済ませておきましょう。

充電と保管は15〜30℃でケースのふたを閉める

ソニーのワイヤレスイヤホン LinkBuds Fit

使い終わったらすぐケースに戻してふたを閉め、15〜30℃の場所で充電するのが電池を長持ちさせる基本です。

ソニーのヘルプガイドにある注意と、多くの記事で共通している使い方を、毎日の流れに並べると次のとおりです。

  1. 使い終わったら、耳から外してすぐケースに戻す
  2. ケースのふたを閉めておく
  3. 15〜30℃の部屋で充電する
  4. 付属のUSB Type-Cケーブルで、パソコンにはハブを通さず直接つなぐ
  5. 夏の車の中や直射日光の当たる窓ぎわには置かない

ソニーのヘルプガイドでは、耳から外したまま机に置いておくと電源が切れない場合があるとされています。ケースに戻すのは、充電のためだけではありません。

100%と0%のまま放っておかない

リチウムイオン電池は、満充電のままや空っぽのままで長く置くと傷みやすくなります。多くの記事では、20〜80%くらいで使うのがよいとされています。

とはいえ、イヤホンはケースに戻すと自動で充電されるので、残量を細かく管理するのは大変です。ケースを何日も充電器につなぎっぱなしにしない、0%まで使い切らない、の2つを守れば十分です。

長く使わないときは半年に1回充電する

予備として引き出しにしまっておくときも、電池は少しずつ減ります。

ソニーのヘルプガイドでは、長く保管するときは電池が空になりすぎないよう、半年に1回くらい充電するよう案内されています。

しばらく使わなかったイヤホンは、充電と放電を何度かくり返すと持ちが戻ることもあります。1回充電してすぐに寿命と決めつけないでください。

電池が弱ったら修理と買い替えのどちらにする?

買って1〜2年で片耳だけ弱ったならまず修理の相談、2〜3年使って両耳とも弱ったなら買い替えを考えるのがおすすめです。

ワイヤレスイヤホンの電池は、自分で取り出して交換できません。ソニーのヘルプガイドでも、電池の使える時間が大きく減ったら電池の交換が必要で、販売店かソニーの窓口に相談するよう案内されています。

片耳やケースだけでも手に入る

ソニーのサポートページによると、充電ケースとイヤーピースはソニーストアで買えます。

片耳だけ無くした、片耳だけ壊れた、というときも、修理サービスに申し込めば片側だけ手に入れられます。両耳そろえて買い直す前に、一度相談してみてください。

ソニーストアの「ヘッドホン ケアプランワイド」に入っている場合は、保証の対象になることがあります。ソニーストア以外で買った人は、販売店の延長保証も確かめましょう。

費用は見積もりで新品と比べる

修理の費用は、機種や症状、保証の有無で変わります。先に見積もりを取り、同じシリーズの新しいモデルを買うのと比べて決めると迷いません。

2〜3年使ったイヤホンなら、電池以外のボタンやマイクも傷んでいることがあります。両耳とも持ちが悪くなっているなら、買い替えを選ぶ人が多いです。

  • ソニーのワイヤレスイヤホンの寿命は2〜3年が目安で、先に弱るのは電池
  • 再生時間が買ったときの半分以下になったら寿命が近い
  • 左右の減り方の差は、メイン側の仕組みによるもので異常とは限らない
  • 使わない場面ではノイズキャンセリングやDSEE Extremeを切る
  • ケースに戻してふたを閉め、15〜30℃で充電する
  • 片耳だけ弱ったら修理の相談、両耳とも弱ったら買い替え
この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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