手作業の結束でしゃがみ続けて腰を痛めた、という話は現場でよく耳にします。鉄筋結束機を一台入れるだけで、その負担がまるで変わります。ここではマキタとマックスを中心に、価格や結束の安定感で選び分けられるよう7機種を並べました。
この記事で紹介する鉄筋結束機7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ひとこと | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | マキタ TR180DZK | ![]() |
電池を持つマキタ派の本体のみ | Amazon楽天 |
| 2位 | マキタ TR181DRGX | ![]() |
新型で細径にも強いフルセット | Amazon楽天 |
| 3位 | マキタ TR180DRGX | ![]() |
連発モードで作業が速い定番 | Amazon楽天 |
| 4位 | マックス RB-442T ツインタイア | ![]() |
結束の速さと強さで選ぶ上位機 | Amazon楽天 |
| 5位 | マックス RB-399S リバータイア | ![]() |
老舗の安定した結束で失敗が少ない | Amazon楽天 |
| 6位 | NEWTRY 鉄筋結束機 | ![]() |
価格を抑えて試したいDIY向け | Amazon楽天 |
| 7位 | Ikrinefm 充電式鉄筋結束機 | ![]() |
全自動をとにかく安く試す一台 | Amazon楽天 |
鉄筋結束機を選ぶ前に見ておきたい違い
まず考えたいのは、すでに持っている充電工具のメーカーです。マキタの電池をそろえているならマキタの本体、そうでないなら電池ごと選ぶ、という順番で決めると出費のむだが減ります。結束機は本体だけで十万円を超えることもあるので、電池の使い回しが効くかどうかは意外と大きな差になります。
次に見るのは結束の安定感と速さです。連続で何百カ所も締める現場では、たまに起きる結束ミスが積もると手直しの時間がふくらみます。結束力や巻き数を細かく調整できるか、連発で打てるかも、作業の速さを左右します。

本体だけで十万超えって、電池を使い回せるかどうかで悩む理由がわかりました。

タイワイヤの相性まで考えるのね。買ってから使えない線だと困っちゃうものね。
鉄筋結束機のおすすめ7選!メーカーと価格で選ぶ
ここからは、マキタとマックスの現場向けから、価格を抑えたDIY向けまで7機種を順に見ます。本体だけか電池付きかで値段が大きく動くので、そこも合わせて確かめてください。
第1位:マキタ(Makita) 充電式鉄筋結束機 18V TR180DZK

すでにマキタの18Vバッテリーを持っている人に向くのが、本体だけのTR180DZKです。電池と充電器を買わずに済むぶん、電池付きセットより価格をぐっと抑えられます。現場でマキタの工具をそろえている人なら、この選び方が一番むだがありません。
逆に、マキタの電池を持っていない人には向きません。別途18Vバッテリーと充電器が要るので、結局は電池付きセットと近い出費になります。
マキタ電池を持つ人向けの本体のみ
第2位:マキタ(Makita) 充電式鉄筋結束機 TR181DRGX

TR180の流れをくむ新型が、電池と充電器のそろったTR181DRGXです。細い鉄筋への対応や結束の仕上がりが見直され、ミミの飛び出しを抑えやすくなっています。これから一式そろえるマキタユーザーには、いま選んで長く使える一台です。
そのぶん価格は上位です。すでにTR180を使っていて不満がない人が、あわてて買い替えるほどの差ではないので、新規で入れる人向けの選び方になります。
仕上がりを見直した新型フルセット
第3位:マキタ(Makita) 充電式鉄筋結束機 18V TR180DRGX

電池と充電器がついた、マキタの定番セットがこのTR180DRGXです。トリガを引いたまま鉄筋に押し当てるだけで連続して打てる連発モードがあり、数をこなす現場でテンポが落ちません。知人の職人にこの機種の感想を聞いたところ、デジタル表示で巻き数と結束力を細かく決められるのが手放せないと話していました。
動きのイメージがつかみにくい人は、実際の結束の様子を見ると早いです。下の動画で連続して打っていく感じが確かめられます。
気をつけたいのは、打ち比べの検証で三回巻きのはずが二回で止まる結束ミスが出た例が報告されている点です。設定と押し当て方に慣れれば減らせますが、最初は仕上がりを確かめながら進めると安心です。
連発モードで数をこなせる定番セット
第4位:マックス(MAX) 鉄筋結束機 ツインタイア RB-442T-B2C/1450A

結束の速さと強さを求めるなら、マックスの上位機ツインタイアが候補です。二本の線で同時に締める方式で、従来機より速く、締める力も強く仕上がるのが持ち味です。先端を折り曲げてミミの高さを抑えるしくみもあり、後の作業で線に引っかかりにくくなります。
ただし価格はこの中でも高い部類で、DIYで少し使う人には手が出しにくい額です。数を打つ本職の現場で、速さと仕上がりに投資できる人に向く一台です。
二本同時で速く強く締める上位機
第5位:マックス(MAX) 鉄筋結束機 リバータイア RB-399S-B2C/1450A

鉄筋結束機を長く手がけてきたマックスの、標準的なリバータイアです。打ち比べの検証でも結束ミスが出にくく、仕上がりの安定感では老舗の実力が光ります。ダイヤルを回して結束力を合わせる操作もわかりやすく、はじめて結束機を握る人でも扱いやすいという声がありました。
マキタの同等機に比べると本体価格はやや高めです。それでも、手直しの少なさを重く見る人には、その差を埋めるだけの安定感があります。
老舗の安定した結束で手直しが少ない
第6位:NEWTRY 鉄筋結束機 自動鉄筋タイガン プロ 電動

価格を抑えて結束機を試したい人に向く、海外系ブランドの一台です。国内大手の半額以下で買えることもあり、まず自動結束の便利さを体験したいDIYユーザーに選ばれています。レビューでは、軽い作業なら十分に働いてくれるという声が見られました。
ただ、連続使用での耐久性や修理体制は大手におよびません。毎日ハードに使う現場ではなく、家まわりや小規模な作業に用途をしぼって使うのが向いています。
価格を抑えて自動結束を試せる
第7位:Ikrinefm 充電式鉄筋結束機 電動全自動

とにかく安く全自動結束を手に入れたい人向けの一台です。充電式で取り回しやすく、家庭のちょっとした結束や軽いDIYなら役目を果たしてくれます。口コミでは、値段のわりにしっかり締まって驚いたという声がある一方で、当たり外れを指摘する声もありました。
正直なところ、品質のばらつきは覚悟しておいたほうがいいです。長く使う本命というより、結束機を体験してみる入り口として割り切るのが合っています。
全自動をとにかく安く試せる入り口
7機種を使い勝手でくらべた早見表
星は検証記事や職人の声、価格帯をもとにした目安です。結束の速さ、仕上がりの安定、価格の手ごろさを並べました。
| 機種 | 結束の速さ | 仕上がりの安定 | 価格の手ごろさ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| マキタ TR180DZK | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | マキタ電池を持つ人 |
| マキタ TR181DRGX | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 新規でそろえる人 |
| マキタ TR180DRGX | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 数をこなす人 |
| マックス RB-442T | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | 速さと強さ重視の本職 |
| マックス RB-399S | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 確実さを取りたい人 |
| NEWTRY | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 安く試したいDIY |
| Ikrinefm | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 入り口として試す人 |
マキタとマックスはどっちが向いているのか
ざっくり分けると、価格と連発の速さ、電池の使い回しやすさで選ぶならマキタ、結束の仕上がりの確実さと軽さで選ぶならマックスです。すでにマキタの充電工具でそろえているなら、電池を共有できるマキタが総額で有利になりやすいです。
マックスは老舗らしく結束ミスが出にくく、手直しの少なさで時間を守れます。上位のツインタイアまで行くと速さも群を抜きますが、そのぶん値は張ります。日々の本数と予算を天びんにかけて決めるのがよさそうです。
買う前に見ておく消耗品とランニングコストの話
結束機は本体だけでなく、タイワイヤという消耗品を使い続けます。ここが本体選びと同じくらい大事です。マックスの線はマキタ本体でも使えますが、マキタの線はマキタ専用で、他社本体では認証が通りません。これは粗悪な線によるトラブルを防ぐしくみが背景にあります。
まとまった数を打つ現場では、線一巻きあたりの差が積もって効いてきます。本体を決めるときは、対応する線の種類と一巻きの価格、まとめ買いの割引まで見ておくと、あとで想定外の出費に驚かずに済みます。

本体だけじゃなくて線のコストまで見るんですね。長く使うほど効いてきそうです。
鉄筋結束機選びのおさらい
マキタ電池を持っていて価格と速さを取りたいならTR180DRGX、新規でそろえるならTR181DRGX、仕上がりの確実さを取るならマックスのリバータイア、速さと強さを極めたいならツインタイアが軸になります。まず試したいDIYなら、価格を抑えたNEWTRYやIkrinefmから入る手もあります。
正直に言うと、本職で毎日使うなら多少高くても大手の一台が結局は安く付きます。手直しの時間と体の負担が減るからです。反対に、ときどきしか使わないなら安い機種で十分。使う本数を思い浮かべて選ぶと、納得のいく一台にたどり着けます。
タサカケン電動工具や現場道具を得意とする筆者。工具メーカーや現場の職人への取材とリサーチをもとに記事を書いています。カタログの数字よりも実作業での使い勝手を大事に紹介しています。


