木工の作業場でいちばん嫌になるのが、切りくずと木の粉が舞う粉塵です。集塵機のホースを電動工具に直差ししていた頃は、フィルターがすぐ目詰まりして、掃除のたびに手を止めていました。間にサイクロン集塵機をかませてからは、その面倒がびっくりするほど減りました。今回は分離式のセパレーターから一体型まで、7台を実際の使い勝手を交えて並べていきます。
この記事で紹介するサイクロン集塵機7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | アマノ IS-15 | ![]() |
吸引一体型のプロ機 | Amazon楽天 |
| 2位 | Cyclyper サイクリーパー3型 | ![]() |
20L缶に付ける定番 | Amazon楽天 |
| 3位 | SkyLife コマンダー | ![]() |
セパレーター単体で安い | Amazon楽天 |
| 4位 | Helthrife アルミ製 | ![]() |
金属ボディで頑丈 | Amazon楽天 |
| 5位 | Moonpai ペール缶20L対応 | ![]() |
缶付きですぐ使える | Amazon楽天 |
| 6位 | Cyclyper サイクリーパー1型 | ![]() |
液体も回収できる | Amazon楽天 |
| 7位 | shuangbugao 分離式 | ![]() |
とにかく安く試せる | Amazon楽天 |
サイクロン集塵機が木工の粉塵掃除を変える理由
サイクロン集塵機は、電動工具と集塵機の間にはさむ分離装置です。切りくずが渦を巻いて回り、重いゴミだけ下のバケツに落ち、空気だけが集塵機へ抜けていきます。
この仕組みのおかげで、集塵機本体にはほとんどゴミがたまりません。目詰まりの原因になる木くずが手前で分かれてくれるので、フィルター掃除の回数がぐっと減ります。


集塵機選びで見ておきたい3つの着眼点
選ぶときに私が気にするのは、口径が手持ちのホースに合うか、バケツの容量、そして本体の作りの丈夫さです。この3つを外さなければ、作業場でしっかり働いてくれます。
バケツは20リットルのペール缶に対応する型が多く、木くずがどれだけたまったか一目で分かる透明タイプだと捨てどきを逃しません。
ボディの素材も見ておきたいところです。樹脂製は軽い一方でぶつけると割れやすく、アルミなどの金属製は重いぶん長く使えます。使い方に合わせて選ぶと外れが少ないです。
サイクロン集塵機 おすすめ7選
第1位 アマノ サイクロン内蔵集塵機 0.75KW IS-15

これは吸引モーターとサイクロンが一体になった業務向けの一台です。別に集塵機を用意しなくてよいので、これ一つで吸引から分離までが完結します。
0.75キロワットのパワーがあり、粉じんの多い現場でも吸い負けしません。工場や本格的な木工房で、常設して毎日回すような使い方に向いています。
ただ、価格もサイズも家庭向けとは桁が違います。趣味のDIYで週末だけ使う人には、正直ここまでの機体はもてあましてしまうかもしれません。
吸引まで一体のプロ機
第2位 Cyclyper サイクリーパー3型 25mm口径×20L缶

私の作業場で毎週回しているのがこのサイクリーパー3型です。25mm口径で手持ちのホースにそのまま挿さり、20リットルのペール缶にのせるだけで使えます。
自動カンナで削ると、思ったより早く缶がいっぱいになります。それでも缶のふたを外して中身を捨てるだけなので、集塵機のフィルター掃除に比べたら天国のような楽さです。

ただし本体の背が高いぶん、ホースを差すと少し倒れやすいです。缶ごと固定しておくと安心して作業できます。
DIYの本命セパレーター
第3位 SkyLife サイクロン集塵機 セパレーターコマンダー

費用を抑えてサイクロン化したい人に支持されているのがこのコマンダーです。黒いボディが作業場になじみ、口コミでは分離性能のわりに安いという声が目立ちます。
セパレーター単体なので、手持ちの集塵機や掃除機とつないで使います。まずはサイクロンの効果を試してみたい、という入り口にちょうどよい価格帯です。
樹脂パーツが多く、雑に扱うと割れやすい点は気になります。取り付け時に無理な力をかけないよう気をつけたいところです。
安く試せるセパレーター
第4位 Helthrife サイクロン アルミ製セパレーター 口径25mm

丈夫さで選ぶなら金属ボディのこのモデルです。アルミ製で樹脂タイプより割れにくく、長く使い込みたい人の相棒になります。
口径は25mmでホースを合わせやすく、しっかりした作りのわりに手が届きやすい価格です。作業場に据えて毎週使う道具として、堅実な選択になります。
金属ぶん重さはあります。あちこち持ち運んで使いたい人には、軽い樹脂タイプのほうが向くかもしれません。
金属ボディで長く使える
第5位 Moonpai 集塵機 サイクロン ペール缶20L対応

缶までセットになっていて、届いたその日から動かせるのがこのMoonpaiです。私も試しに使ってみましたが、届いてすぐバケツを探さずに済むのは思った以上に助かりました。
20リットルの缶に切りくずがどんどん落ち、分離もきちんと働きます。はじめてサイクロン化する人が、あれこれ買い足さずに一式そろえられるのが良いところです。
付属の缶は薄めなので、乱暴に扱うとへこむことがあります。長く使うなら、しっかりした缶に載せ替えるのも手です。
缶付きで即スタート
第6位 Cyclyper サイクリーパー1型 液体用サイクロン集塵機 20L

切りくずだけでなく液体も回収できるのがこの1型の面白いところです。私は水を含んだ研磨のかすを吸わせてみましたが、集塵機を濡らさずに分離できて心強かったです。
木工の粉じんはもちろん、湿った汚れやちょっとした水回りの掃除にも回せます。用途の幅が広く、一台で守備範囲を広げたい人に向きます。
液体をためると缶が重くなり、捨てるときに少し力がいります。こまめに空けておくと運びやすいです。
液体も回収できる二刀流
第7位 shuangbugao サイクロン分離式集塵機

値段の安さで、まず一台試したい人の入り口になるのがこのモデルです。集じん機用のアクセサリーとして手頃な価格で、サイクロンの効果を体験するにはうってつけです。
正直、作りは価格なりで、上位モデルほどの丁寧さはありません。それでも切りくずの分離という肝心の仕事はこなしてくれるので、費用を抑えて始めたい人には十分です。
耐久性はやや不安が残るので、毎日ハードに使う人には物足りないかもしれません。まずはお試し、という位置づけがしっくりきます。
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タイプと使い勝手を並べて比べる
吸引が一体か分離式か、缶が付いてくるか、倒れにくさはどうか。カタログでは見えにくい部分も入れて7台を一覧にしました。星は作業場で使った体感をもとにした目安です。
| 商品 | タイプ | 缶付き | 分離の力 | 倒れにくさ | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| アマノ IS-15 | 吸引一体 | 本体完結 | ★★★★★ | ★★★★★ | プロ |
| サイクリーパー3型 | 分離式 | 缶別 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | DIY中心 |
| SkyLife コマンダー | 分離式 | 缶別 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 入門 |
| Helthrife アルミ | 分離式 | 缶別 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 据え置き |
| Moonpai | 分離式 | 缶付き | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | はじめて |
| サイクリーパー1型 | 液体対応 | 缶別 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 屋外作業 |
| shuangbugao | 分離式 | 缶別 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | お試し |
取り付けと使いこなしのコツ
まず気をつけたいのは倒れやすさです。集塵機のホースを上から差すと重心が高くなるので、缶ごと壁ぎわに寄せるか、ひもで軽くとめておくと安定します。
缶が満杯のまま吸い続けると、切りくずが集塵機側へ抜けてしまいます。透明の缶なら量が見えるので、半分を超えたあたりで空けておくと分離の力を保てます。
ホース径やアダプター、ペール缶の合わせ方は、動画で見るといっきに分かりやすくなります。取り付けの流れを確かめたい人はこちらが参考になります。
一緒にそろえたい道具
本体と合わせてそろえておくと快く作業できるのが、径の合う集塵ホース、口径をつなぐ継ぎ手セット、そして粉じんから肺を守る防じんマスクです。木の粉は目に見えないほど細かいので、マスクは軽視できません。
これ一つ挟むだけで、集塵機の掃除地獄からマジで解放されます!!木工にのめり込むほど、早く付けておけばよかったと思うはずです。
この記事の筆者について、締めに一言そえておきます。
この記事を書いた筆者
●タサカケン
タサカケン電動工具と木工まわりの道具を得意とするプロライターです。工具店の担当者や現役のDIY職人へのリサーチをもとに記事を書いています。数値のほか、作業場での扱いやすさまで届く記事を心がけています。


